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■コラム■やる気という言葉は、やる気のない人間によって創作された虚構である

2024/11/12

こちらは東京大学薬学部教授、専門分野は大脳生理学の脳研究者という池谷先生のお言葉です。これ、本当に実感します。何度でも読んでいただきたい名文です。

トレーニングやダイエットに対してどうしてもやる気が起きない。やらなければと思いながらいつまで経っても始められていない。そういう方は非常に多いのではないでしょうか。僕もよく「そんな辛いことを毎日よく続けられるね。そのやる気はどこから湧いてくるの?」なんてことを聞かれます。
これは大きな勘違いで、少なくとも僕はいちいちやる気を起こして運動をしていません。今日やる予定になっていることを、その時間が来たら強制的に始めてしまうだけです。「気分」なんてあいまいなものに「行動」を委ねては、辛い事や面倒な事は絶対にやることはできません。誰だってしんどいことはしたくないですし、出来れば楽をしていたいものですから。どうやらこの考え方は脳科学的にも正しかったようで安心しました。

「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」このような言葉を聞いたことはありませんでしょうか。感情、つまり心の有り様というのは行動の結果起こるもの、ということです。「やる気」もこれと同じで心の中で勝手に燃え上がるのを待っていても起きようがない。先に物事に取り掛かってこそ後から付随してくるものだというわけですね。池谷先生は「人間は賢いので、行動した結果ついてきた気持ちにあとから【やる気】という名前をつけた」という表現をされています。まずは行動してしまう以外に、面倒なことに取り組むとっかかりはないということです。特に運動をするとやる気が起こるのは、やる気に関わる脳の器官(大脳辺縁系にある淡蒼球、側坐核、線条体など)が運動と感情の両方の機能を担っているからだそうです。

この点では、決められた日時に予約をし半ば強制的にトレーニングを行うような環境に身を置くというはとても理に適っています。(もちろん自分自身で行動を起こせる方には不要であることなのですが。)その時間が来たらやりたいやりたくないという心の中は無視して、やるしかない。その行動の結果、達成感や自信が生まれる。そうやって感情に振り回されず行動を習慣化出来た時、初めて体というのは変化を起こします。

思い返せば、始める前までは「今日は本当に面倒で気が乗らないな」と思う日が多々ありますが、トレーニングを終えた後に「今日は本当に面倒だったな、やらなければよかったな」という感想を覚えたことは今のところ一度もありません。どちらかと言うと「面倒なのによく頑張った自分偉い!」と心地よい達成感を感じます。
やる気が先にあって、それが起きたら行動しようと思っている方にはぜひこの不思議な感覚を味わって欲しいです。

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